あったんです。まだ、極上の日本が…。

行って来ました



極上  会津


割と極上でした。ホントに。



郡山から磐越西線に乗って会津方面へ
猪苗代駅で降りて、裏磐梯

五色沼

コバルトブルーやエメラルドグリーンの湖沼が30以上

絶景ですね

素晴らしい湖沼を横目に、4kmのトレッキングコース

会津若松駅 渋い

会津と言えば ソースカツ丼

Dr.野口英世

歴史

大内宿
茅葺屋根の民家が並びます。時代劇に迷い込んだよう。

一軒一軒が店になっていて、趣深いウインドウショッピング

塔のへつり
100万年の年月をかけて、岩がボコボコ飛び出してます

潰されそう

こういう風景いいよね。奥に見える赤い鉄橋とか。

喜多方まで行く時間なかったので喜多方ラーメンは家で

あかべぇ



「あったんです。まだ、極上の日本が…。」
という、キャッチコピーが気になっていたので行ってみたわけですが
思いのほか極上でした。
正直、会津の印象って今まで皆無に近いくらい無かったんですが
自然あり、歴史あり、温泉あり、食ありと意外と観光資源が豊富、豊富。
様々な観光資源が存在してる県や地域は多いですが、
会津が秀でているのは、それらの資源が距離的に集積していること。
中心地から多少距離が離れてる資源も、
2次交通が非常に発達してて盛んなため、会津若松駅を起点にシームレスに観光できる。
日光東照宮白川郷とか、誰もが知ってて、それだけで訴求できる大資源があるなら別ですが、観光で町を活性化させようとしてる大多数の地域は中資源や小資源しかないわけで。
さして知らない地域の小資源一つに魅力を感じて行く人はいないので、
そうした小資源を「繋げて」大資源にすることが大切かと。


また、パンフには魅力を感じるように紹介されていても、
実際行ってみたら錆びれてたり、全然惹かれないことがあるじゃないですか。
形骸化された観光地っていうか。
それがないんですよね。
見せ方とか、手を(金を)加えて整備して、人を呼ぼうという意思を感じる。
だから足を運んでも期待を裏切らない。

もう一つ。アピール方法がいい。
とにかく「あかべぇ」1本押しで、会津=「あかべぇ」イメージを定着させてる。
逆に、例えば山形は色々と中途半端にPRしてて、印象に残らない。
とりあいず「コレ!」っていう芯が必要だよね。
観光も他地域との競争だから、まずは引き付けることが大事かと。

新幹線停車駅(郡山)から在来線で60分以上という観光に不利な立地ながら、
会津の頑張りを感じました。


あと、やっぱり歴史を知ってると旅は楽しめるなーと思いますね。
自然や食とか観光資源を分類すると、場所にもよるけど、どこ行っても歴史カテゴリーは大きい。
白虎隊とか鶴ヶ城とか宿場町とか、何のこっちゃって話ですよ。
背景知らないと、ただの山や城にしか見えなくて何も思わない。
まぁ自分、文学部日本史専修なんですけどね(´Д`)