森麻季じゃなくて森槙

箱根駅伝が終わりました(´_ゝ`)
早稲田は準優勝でしたね。去年と順位は同じだけど、全然意味が違う。
前回はまぐれで、棚牡丹の2位。
今回は完全に優勝を狙いにいって、敗戦色の強い2位。


同じ2位でも大きな前進ですよ。
この1年で、優勝を本気で狙えるチームになったわけですし。
結果が同じでも過程が大きく違いますな。
狙って優勝しにいくのは凄い難いこと。
優勝って、要は23校どこにも負けちゃいけないわけで。
いや、当たり前なんだけど(笑)
実力差が正確に順位に反映されるとはいい難い大会で、1チームも前に行かれてはいけないプレッシャーは相当ですよ。あくまで上位狙いだったら、自分たちの力を最大限に発揮する配置をして、結果○位でしたで済む。
1番狙いなら、他チームを意識した勝てる区間配置をしなきゃならないし、各々も求められる走りを着実にしないと想定通りにいかない。
山学みたいに往路で思いっきり逃げてしまう可能性のあるチームもあれば
東洋や前回の早稲田みたいに、本番で予想外にハマっちゃうチームもある。
1チームにも負けない区間配置をし、各々が自分に求められる仕事を確実に遂行することは非常に難しい(分かりにくいな…)
上位狙ってたまたま優勝しちゃうのと、狙って勝ちにいくのとは違うと。


早稲田は、おそらく
遅れずに1・2区を繋いで3区で前に、5区は何とか粘ってトップと1分〜差。6区で勝負に出て、9区でもう1度勝負。こんなプランを考えてたと思われる。そういった意味で、往路のメンバーは全員自分の役割は果たした。戦犯は高原と加藤ですな…。4本柱の2本が上手く機能しなくて勝てる程甘くなかったと。


でも、
優勝を本気で狙いにいって、優勝争いが出来た経験は大きいですよ。
しかも2年連続でしっかり走らせたことで、箱根への合わせ方も確立しただろうし。

持ちタイムや力のある選手が多いかよりも、
夏からのスパンで如何に本番に合わせられるかの方が大事。
力があっても本番に合わせられてないチームが殆どだし。


狙って勝つことができるのは、去年や4連覇の駒澤のように、他と頭2つくらい抜けてないと出来ないこと。
優勝候補でい続ければ、近いうちに勝ってくれそうだ(・∀・)