アクセス解析見たら、箱根関連のワードで引っかかりまくってました。てことで、アクセスアップを図って久しぶりにダラダラ書いときます。真面目文体で。


千葉クロカンに行って来ました。
土気駅から15分程歩き、会場である昭和の森公園に到着。
風は多少ありましたが、湿度も低くまずまずのコンディションでしょうか。間もなくしてジュニア男子8000mがスタート。丸太あり階段ありの2キロのクロカンコースを4周。
今季日本人で唯一13分台をマークした野口選手(東北)を中心に序盤は大集団でした。周回が進むにつれ集団は絞られ、野口選手中西選手(埼玉栄)八木選手(西脇工)の三つ巴の展開に。
中西選手が最初に遅れ、終始引っ張っていた野口選手をラストで八木選手がかわし勝負あり。力のある上級生を破って、名門校の2年生が優勝を決めました。


4月から関東の大学へ入学する上位選手
2位 野口拓也(東北)→日体大
4位 田中佳祐(大牟田)→城西大
6位 清谷 匠(世羅)→法大
9位 後 亮次(倉敷)→??
12位中島賢士(白石)→早大
13位斉藤勇人(拓大光陵)→中大


注目すべきは後選手と斉藤選手。共に持ちタイムは14分40秒台。今後注目ですね。
例年、この時期のクロカンで好成績を残す選手は、大学1年目のトラックシーズンでも調子が良いことが多い。さらに、大学のスタートが上手く切れた選手は、大学で伸び、活躍する可能性が高いようにも思える。また、大学で大化けするような無名選手もこの時期から頭角を現していることが多い。勿論クロカンが苦手な選手もいるだろうし、外野から見たただの確率論に過ぎないが、来年の大学長距離界を考える上でこのクロカンは大きな意味を持つと思う。


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そして待ちに待った一般男子ロングの部。2キロのコースを3周と3キロのコースを2周の12000m。多くの有力選手が欠場し少し残念でした。
レースは、終始3人のケニア人が引っ張る展開。
左の写真は1周目(1.1キロ地点)の先頭集団。この写真からも分かるように(分からないけど…)、北村選手(日体大)は後方からやや自重気味の走りでした。
2周目(3.4キロ)に入り、先頭集団は絞られケニア人3選手・北村選手上野選手(中大)小野選手(順大)高橋選手(城西大)の7人に。少し遅れて藤森選手(早大)、そして藤原選手(中大OB)・松村選手(駒大OB)ら実業団組が続きました。
3周目(6.4キロ)ケニア人3選手が抜け出しましたが、上野選手が積極果敢に彼らを追いました。上野選手ケニア人ばりのダイナミックな走りで、ポテンシャルの高さを改めて感じさせられました。
真ん中と右の写真は4周目(9.4キロ)。ギタウ選手(世羅高)が抜け出し、ディランク選手(中央発條って何?)・カリウキ選手(スズキ)・上野選手が等間隔で並ぶといった形に。10数秒程遅れて北村選手小野選手高橋選手
そして5周目(11.4キロ)上野選手がカリウキ選手を抜き3位に浮上。


結果(相変わらず大学生のみ)
3位 上野裕一郎(中大) 35’22
5位 高橋優太(城西大) 35’33
6位 北村 聡(日体大) 35’41
7位 小野裕幸(順大)  35’54
11位藤森憲秀(早大)  36’05
12位高林祐介(駒大)  36’18
14位豊後友章(駒大)  36’36
15位篠原辰巳(城西大) 36’38


高橋選手はラスト1周で上野選手に11秒まで迫りました。全日本・箱根でもそうだったように、ラスト切り替えてからの走りは素晴らしいものがありますね。まだまだハイペースで押していく力はないかもしれませんが、トラックシーズンでは台風の目になりそうです。
特筆すべきは、駒澤勢ではトップゴールした高林選手
ちなみに、彼は昨年の全日本大学駅伝で5区(11.6キロ)を35’08という記録で走りました。この記録を12キロに換算すると36’21。クロカンでありながら、3ヶ月前の平坦なロードでの記録を上回ったことに。勿論、単純にタイムだけで比較するのはおかしな話ですが、確実に力を付けていることが分かりますね。



続きは明日…以降に。。
hszm君もお疲れ。来年は俺も出よう( −_−)