風に向かって

クラ対でした。



いやはや、何というか。凄い試合でした…。

完全に傍観者でしたが、
見に行ってよかったです。本当に。


出てた人半分くらい面識ないけど、
スプリントHPのおかげで色々事前知識を持った上で見れ(応援でき)て良かった。


最近はもったり日々を過ごしているので、良い刺激になりました。
中長合宿のときも主催の頑張りに心を動かされた感がありましたが、
久しぶりに陸同からエネルギーを貰った気がします。
そんな宮元は今日いなかったけど(笑)


選手の皆さん、お疲れ様でしたー。
いい試合を見させて頂いてありがとうございました。





さて、全日本も終わったので久々に本業の箱根トークでも。
箱根の話だとスラスラ書けるのに、
なぜ日本史レポは60分で100文字も書けずコピペしかできないんだろうかorz



日大
1 ベンジャミンが使えない
2 20kmになるとボロが出そう
なので、箱根では全く怖くない。佐藤は良い選手になると思うけど。


東洋大
柏原効果で2年生の戦力充実。あと2年間は優勝争いが出来そう。
ただ、出雲も全日本も1区が完全に流れを作ってのもの。柏原が5区の箱根では全く違うレースを展開しなければならず、そのあたりが怪しい。前回は大西智也が3区で流れを作ったが、今年はその役がいない。スピードランナーではない大津・高見も爆発は期待できず、宇野も20kmの強さはない。前半いかに耐え忍べるかが鍵になりそう。
往路優勝でもしない限りは連覇は厳しい、と思う。来年はかなり怖い存在だが。



明大
1 鎧坂・石川・松本の3枚流れを作れる選手がいる
2 北条・安田・遠藤を始め中堅層も充実、その他にも走れる選手が多い
戦力的には明らかに優勝候補だけど、箱根で優勝するにはチームとして1年早い。
経験も調整力もまだまだ。まぁ来年は石川も松本もいないけど…。
ただ、松本がしっかり走って上手くハマったりすると脅威なダークホース。



早大
不調&故障者多すぎで現時点では戦えない。
まぁ箱根は最近見事に合わせてくるので、戦力的に問題はなく、今年も優勝争いはできると思われる。ただ、三田・加藤・(高原)ら、他校にアドバンテージを取れる選手が戦える状態であることが大前提。彼らがいないと前に出れる区間がない。平賀とかはたぶんこれ以上上がってこない。上級生が鍵。
往路に並べれば優勝争いは可能だが、優勝するには復路にも勝負できる駒が必要。繋ぎ駒じゃ勝てない。ただ、復路に残すと去年の駒大のように往路で終了の危険性も高まる。竹澤が抜けて唯でさえエースがいないのに、采配が難しい…。



山梨学大
序盤で確実に前に出ることができ(2区コスマス)
山も勝負できる(5区高瀬)
復路のエース区間にも駒を残せる(9区中川)
ということで、普通に優勝候補。
4〜5年前には考えられなかった程、日本人選手が育つ土壌が出来てる。
松本(トラック)や大谷(3障)といった無名選手を一流に育成できる能力もある。
選手一人一人が年々、僅かでも着実に成長している印象。速さ面でも強さ面でも。
良いチームですな。


中大
相変わらずそこそこ強い選手を揃えるのは上手い。
大石君が山で爆走すれば上位もあるかな。でも全体的にパンチ不足は否めない。こういうチームにもし柏原がいれば一気に優勝候補になるんだから、エースの重要性が分かりますな。


駒大
負けて尚強しの印象。たらればだけど、星が普通に5分早ければ余裕で優勝してるわけで。あの流れの中での5〜7区の走りといい、予選会後にも関わらず1年生の快走といい、箱根に向けて伸び代はかなりある。やはり、純粋な戦力でいえば他校より頭一つ抜けてる。ただ、純粋な戦力だけで優劣が決まるかと言えば、NOですね。だからこそこういう結果も起こりうるんですが。
ここ10年王者の駒大。戦力はあまり変わってないのに、最近やらかしが増えてきた(以前が神過ぎたという説も)。だから以前ほど磐石な優勝候補ではないけど、優勝の可能性が最もあるチームで異論なし。駒大が強いのは、同じ失敗を繰り返さないところ。惨敗してもそれを続かせず、翌年華麗に復活してるところ。強い選手がいるから強いのではなくて、チームとして本当に強い。


今回は敢えて惨敗の方が箱根に向けて+に働くと思う。
ここで普通に勝っちゃうと、予選会と併せて楽勝ムードが漂ってくるし。


中学大
毎年、全日本を敢えて本気でやらない(オーダー的な意味で)
木原が卒業しても、大幅な戦力ダウンは見られず。寧ろ、エース不在で総合力で戦ってますというのは、こういうチームのことを指すのではと。塚本(1区)とか渡邊(3区)とか、勢いや調子だけじゃ出せない結果を出させてる。ここは本当に無名選手を化けさせるノウハウがある。
数年前の亜大を髣髴させる、実は結構要注意チーム。




11月は箱根部屋もまったりかな。
怒涛の12月に向けてちょこちょこ準備を進めていきたいものです。