だいぶ前な気もするけど、そういえば予選会でしたねw
地上波とG+見たけど、作った資料が結構使われてて嬉しい(^ω^)


予想通り過ぎる結果でビビりました。
各校&各選手の事前情報をたんまり仕入れてたこともあり
観戦の楽しみの一つである、本番、蓋を開けて見ての

おい、マジかよ(゚Д゚)

的な驚きはあまり感じませんでした(笑)選手情報(役職)様々ですな。


例年やってた、最終会議での予想プレゼン?がなかったのがやや心残り(笑)
水曜に資料を出した後その準備をしてたんですが、面白ネタが出るわ出るわ。そのネタで追加資料作ったんですが、それを伝えられなかったのが残念(´・ω・`)

例年そういうのは最終会議までに用意すればいいと思ってたんですが、冷静に考えると、前日の夜に言ったところで殆ど影響を及ぼさないですね(笑)
ぶっちゃけ、言えなかったところで全くもって支障はないんですが。+αで出来ることの内、最も大きいことの気もしたので。


面白ネタってなんだよ?って感じなのでいくつか例を挙げると…

例1
何回大会 → 1万m平均タイムトップ → タイム → 結果
81回 → だいとー → 29分48秒 → 2位通過
82回 → わせだ  → 29分34秒 → 2位通過
83回 → わせだ  → 29分25秒 → 1位通過
84回 → じょーさい→ 29分20秒 → 2位通過
85回 → にったい → 29分13秒 → ?位

こういうデータがある(発見する)じゃないですか。
そしたら、1万mの平均タイムランキングが画面に出た時に、
「チーム10人の平均タイム、トップはにったいだい!29分13秒は近年では最もいい数字!ちなみに、過去5年間では平均タイムトップの大学は必ず2位以内で通過しています!」
てな感じに、アナウンサーが言ってくれる可能性があるじゃないですか。
勿論、そのまま使ってくれなくても、「近年では最もレベルの高い予選会」という認識をアナウンサーが持ってくれてることが重要なわけで。そういった認識を持ってくれることで、実況の様々な部分に活かされる気もするし。
「過去5年間では平均タイムトップの大学は必ず2位以内で通過している」
視聴者側が「なるほど」とか「へぇ〜」と思ってくれたなら、こういったフレーズも小さな演出の一つだろうし。


例2
jun大の予選会は13年ぶりなんだけど、ただ
「jun大の予選会出場は13年ぶり!」
と言っても何とも思わないけど
「jun大の予選会出場は13年ぶり!あの三代直樹が1年生の年まで遡ります!」
の方が「へぇ〜そんな前なのか」って思いますよね。


ほんの小さなことだけど、面白く見せる(演出)ってそういうことだろうし。
演出=TVの過剰な演出 って感じで聞こえ悪いけど、必要なもんですよね。見ている人の99%は非関係者&非マニアの普通の人。だから、面白さを浮き出す工夫をしないと見所が分からん。
いくら素晴らしいイベントでも知らない人からしたら何てことないと。W杯だって一サッカー試合だし、甲子園だって興味ない人からしたらただの野球の試合。でも、多くの人を惹きつけているのは、理由とそれなりの魅力があるからなわけで。規模や大会の単純な大きさとかじゃなくて。その魅力を、演出によって強調して初めて見る人を惹きつけ、さらに大会を盛り上げていくことがマスメディアの役目ではないかなぁと(´ω`)


よくなさそうな例を挙げると、NHKの北京五輪の開会式。
何の抑揚もなく入場行進を3時間垂れ流してるだけ。途中で寝るよっていう(笑)
しかもゲスト?が谷村真司(笑)何の関係もねえヾ(`Д´)ノ"
開会式って行ったら五輪の華で、入場行進はその最足るものじゃないすか。
世界200ヶ国の人間が集まって、思い思いのアピールをしながら行進して、国民性や文化の違いみたいのを凄い感じる場。そういうのをもっと出したら良かったんではないかなと。絶対もっと感動してもいいものなのに、ただ流してるだけじゃ非インテリの自分には理解できません(´д`)


戻りまして、去年の箱根駅伝の演出方針は
「あるがままを、あるがままに」でした。今年も同じだと思うけど。
過度な演出によって学生主体の大会をテレビが乗っ取ってしまうのでは無く、「箱根駅伝あるがままを、あるがままに伝える」ってこと。驚くような快走もあればブレーキもある。歴史であれ様々な想いであれ、箱根に取り巻くもの、その魅力をそのまま伝えられば、人の心を打ち夢中にさせることができると。テレビ的な面白くするような演出は返って逆効果で、箱根の魅力を掻き消してしまうと。


壁にはってある去年の新聞から、ディレクターの演出方針についてのとこを抜粋。
「特に面白くしようとは思っていません。スポーツ中継には過剰な演出が多い中で、箱根駅伝はランナー達が往路・復路10区間を走るだけのイベント。スター選手に焦点を当てるのではなく、無名でも頑張ってる選手の姿をしっかりとらえていく」「脚の筋肉の腺まで浮き出るように見え、躍動感が一層伝わる。ヘリコプターによる空中撮影を増やし、きれいな景色を紹介し短い旅番組のようにもしたい」

なるほどって感じですよね。


これからは本番に向けての資料作りが主な仕事。この資料はどういった時に使うのか、どういった形式が使う側にとって都合がいいのかなど。単に去年の上書きをしていくだけではなく、常に使う側の視点に立って改良を加えていけたらなと。去年の本戦の放送を見て、本番で使われることを意識して作っていければなと。
少しでも箱根の新しい価値を創り出せるように頑張りまふ(´ω`)


そんな感じで。長いですねー。おわり!