JALのニュースがyahooに出ない日がない

\(^o^)/






最近この顔文字やたら見る気がする。
一昔前は、これとか→(・∀・)これ→(^ω^)の方がメジャーだったような。



明るい文には、明るさを加速させ
暗い文でも、自虐的な意味を付け加え明るく転換する


2ちゃん系顔文字は携帯絵文字より遥かに秀逸。
記号で作ってる分、文字に自然に馴染むしねー。


まぁ自分が一番好きなのはこれ→(´Д`)ですが(笑)



それはそれとして(?)、
最近amazonで本買うのにハマってます。
送料+340円しても中古はかなり安いし、ワンクリックとか便利過ぎる。
無駄にいくつかレビューを。

新・都市論TOKYO (集英社新書 426B)

新・都市論TOKYO (集英社新書 426B)

汐留・丸の内・六本木・代官山・町田の5都市についての批評。建物単体を建築視点であーだーこーだ言われても文学部には理解できないけど、その都市全体としての話だから良く分かる。建物それ自体じゃなくて、その場所全体は都市開発的にどうなの?って話。デベロッパー視点で収益の話も絡んでくるから現実的で良い。
近年、東京で再開発が行われた都市の中で最もダメなのは汐留らしい。確かに、電通本社は無駄にでかいし、住不のビルは真っ黒。日テレ本社と資生堂ビルも単体で見ると格好良いけど、巨大さを主張してるだけで周りとの調和は全く取れてない感が。やはり、大規模開発は一つのデベがまとめない駄目なんですかね。だから丸の内は美しいと。


町田の話は興味深かった。基本的に、私鉄沿線はその電鉄が作り上げたバーチャルで近代的な街。逆に、JR沿線はその場所から自然に形成されてきたリアリティで泥臭い街。だから、私鉄とJRが交差する駅は、表向きは綺麗で近代的だけど、その街に長年住み着いていた文化・個性もしっかり存在していて魅力的な街が多いらしい。吉祥寺(京王×JR)や溝の口(東急×JR)とか。…どちらも殆ど行ったことないからよく分からない(笑)でも確かに、新大久保駅はもろリアリティで泥臭い感じがするし、たまプラーザはバーチャルで近代的な気がしますな。


「街づくり」という面から考えると、不動産会社より私鉄の方が面白みがあるよね。土地探してきてビル建てて終わりではなく、自分たちの街である沿線一体をどう開発・運営していくか。街って作ったら終わりではなく、時間と共に常に変化していくもので、作った後に長年どう運営していくかの方が「街づくり」という言葉の意味に近い。生活に密着してる私鉄ほど、沿線住民の暮らしにかなり影響を与えてるし。



心にナイフをしのばせて

心にナイフをしのばせて

中学時代に同級生を殺害し少年院に入るも、その後弁護士として人生を成功させた少年A。反対に、息子を亡くし家庭が崩壊、今も尚苦しんでいる遺族との対比を描いたノンフィクション作品。読み進むにつれて、重々しく、ページをめくるペースが遅くなった。不謹慎で語弊があるが、こういう類の話はノンフィクションの方が興味を惹かれる。度肝を抜かれるような、加害者の思考や感覚は、普通の人(作者)にはどう頑張っても描き切れない。また、普通の人(読者)には到底理解できるはずもない出来事が起こっているこそ、全く新しいものに触れるようで、新鮮。
フィクション作品は読んだ後にしっくりくるが、この作品は全くそうはならない。
これこれこういう理由で殺人をしました、遺族もこうこう納得しました…「あ!なるほど!」とは決してならず。むしろ一生解決しない。そんな、後味の悪い一冊。。